香り、手ざわり、佇まい…
そのすべてが集いの空間に癒しと
安らぎをもたらしてくれます。
時代を超えて受け継がれていく、
日本が生んだい草の家具。
い草について
い草は畳の表部分を作るときに使われる単子葉植物イグサ科の植物です。安価な海外産が急増している昨今において、国産のものは耐久性や色つやに優れ、高級品として珍重され続けています。良質にして稀少をきわめるその素材は、今でも手作業で長い時間をかけて育てられ、収穫後は文字通り一本一本、吟味を重ねて選別されてゆきます。そうして丹念に選り抜かれた材料に織物としての息を吹き込むのが「染め」と「折」の工程です。無染土と呼ばれる状態のい草に様々な顔料による着色を施し、通常よりも高密度に織り上げることで絹のような美しいつやと肌ざわりを実現しています。
い草の効能
い草には大きく分けて3つの効能があるとされています。
湿度を調整し、室内を快適にしてくれます。また、空気浄化作用があり、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒトを吸着し空気をきれいにしてくれるのです。さらに、悪臭の原因となる様々な化学物質を吸着します。
- 湿度調整
- 空気浄化
- 消臭効果