カフェ・飲食店・オフィス・サロンなどに設置する業務用の机は、どうやって購入するのがベストでしょうか。店舗?オンラインショップ?アウトレット?それとも中古?様々な方法が考えられますが、今回はそれぞれの購入方法に着目しながら、イメージに合う机の見つけ方をご紹介してまいります!
また、実際に業務用の机を購入するにあたり、チェックしておきたい家具メーカー・家具ブランドのご紹介もしていますので、イメージ通りの机選びにぜひお役立てください。
業務用の机の購入方法4パターン
確実にイメージ通り!実店舗で購入
まずは実店舗での購入をおすすめします。実際に目で見ないと分かりづらい質感・サイズ感・色合いをしっかりと確認し、場合によっては店舗スタッフに質問・相談しながら決めていくことができるので、最も安心な購入方法です。
金額面でのお得感はあまり感じられないかもしれませんが、実際に目で見てチェックしてまわることで、イメージと実物のギャップが発生する心配もなく、確実にイメージ通りの机を購入できます。
実店舗よりも低価格!オンライン(通販)で購入
オンラインショップで販売されている家具の金額は、実店舗で販売されている同商品よりも安いことが一般的です。
「家具メーカーが自社の家具を販売しているオンラインショップ」と「家具メーカーから商品を仕入れて販売しているオンラインショップ」の2タイプがあり、「家具メーカーが自社の家具を販売しているオンラインショップ」の方が、製造工場から直接仕入れているため、安く販売している場合があります。
また、オンラインであれば数多くの商品を簡単に検索・比較でき、イメージに合う机が探しやすいところもメリットです。
オンライン購入の場合は、商品を実際に目で確認することができないため、サイズ・仕様・写真をしっかりとチェックしましょう。
ワケあり新品!アウトレットで購入
アウトレットとは、いわゆる値引きの“ワケあり品”です。ただ、目立たないキズがついているなどの理由でワケありとは言っても、実用に十分値する商品を購入できます。
また、在庫整理のために販売されているものや型落ち品など、品質に何も問題のない商品もアウトレットとして販売されているので、単価が高い机の場合はアウトレットの検討もおすすめです。イメージには合っているけれど予算をオーバーしてしまう・・・というような机も、驚くほど安価で購入できる可能性があります。
よく中古品と混同されがちですが、アウトレットはワケありというだけで、使用歴のない新品です。
使用歴で驚きの価格に!中古で購入
中古とは、すでに使われていて古くなっている品のことです。古くなっているレベルに決まりはないので、ほぼ新品のものからボロボロ状態のものまで、幅広く中古として扱われます。
よくアウトレットと混同されがちですが、とにかく使用歴があれば、何も問題のない新品同様の状態でも中古品に含まれます。アウトレットよりもさらに安価で購入できるケースが多いです。
イメージ通りの机を見つける3つのポイント
実際に実物をチェックする
より確実にイメージに近づけるなら、実物を実際に確認することを推奨します。自分の目で見て、手で触ってチェックするのは大きなポイント。特に色や質感に関しては写真だけでは判断しづらく、設置したときに圧迫感がないかどうかも実際に見た方が分かりやすいです。
天板の仕上げに着目する
天板の仕上げ方法によって机の印象は大きく変わります。
イメージに合う机を購入するためには、天板の仕上げ方法にも着目してみましょう。
【メラミン化粧板】
メラミン樹脂でコーティングした化粧板。キズや汚れに強く、業務用の机の代表的な仕上げ方法です。耐摩耗性・耐水性・耐熱性に優れています。柄のバリエーションが豊富なところも魅力。
【突板】
天然木を薄く削いで合板の基材に接着したもの。天然木の風合いが感じられ、上質な質感をもたらします。
【集成材】
小さな木材を圧着加工し、大きな板材にしている人工的な木材。形状を自由に加工しやすく、大きなサイズでも安価で購入できることが多いです。
空間デザインや他の家具に合わせて選ぶ
机単体のデザインだけで判断するのではなく、設置する空間のデザインテイストに合ったものを選び、壁や床、他の家具などとのバランスを考えます。
その際、机の脚の形状にこだわると、よりイメージに近づくでしょう。よく用いられる脚の形状をご紹介します。
【角ベース脚】
四角形の天板と相性抜群。脚が邪魔になりにくく、安定性があります。
【十字脚・X脚】
ベースが十字のデザインで、丸形や正方形の天板と合います。床を清掃しやすいので、飲食店で特に人気です。
【丸ベース脚】
丸形や正方形の天板と相性が良いです。動かしやすい形状なので、机の移動が多い場合にもおすすめします。
【対立脚】
天板の左右端に脚があるデザイン。通常は長方形の天板に組み合わせます。四隅に脚がないため、座っても邪魔になりにくく、オフィスで用いられることも多いタイプです。
業務用の机選びにおすすめの家具メーカーご紹介!
それでは実際に業務用の机を購入するにあたり、イメージに合う机が見つかりやすい家具メーカー・家具ブランドをご紹介します!ずっと愛用できる机選びのため、ぜひお役立てください。
ADAL
まずは「ADAL」をご紹介させていただきます!
業務用家具づくりを続けて約70年。机や椅子をはじめ、業務用家具の企画・提案・設計・製造・販売を一貫体制で行ってきました。福岡には自社工場があり、トータルプロデュースで様々なご要望にお応えできるところも強みです。既製品だけでなく、特注家具や什器の製作、張り替えなどメンテナンスのご相談にも対応いたします。
ショールームや全国の拠点で商品をご覧いただくことができ、自社運営のオンラインショップからもご購入可能です。
ASPLUND
「Timeless Value 時空を超えた価値」を掲げ、「小さくても最上のComfort(快適さ)」を届け続ける人気メーカー。自社ブランドはもちろん、EMU・HALO・P&Bなど数多くの輸入ブランド商品に関しても、日本の総代理店として取り扱っています。
ショールームに加え、多彩なブランドを展開するオンラインショップからもご購入可能です。
CRES
ブランドコンセプトは「ALWAYS STANDARD」。様々な空間に合わせやすいスタンダードなデザインが揃っています。1980年、業界に先駆けて導入した「フリーセレクトシステム」により、ほぼ無限大の製品バリエーションを実現。本質的な価値=スタンダードをもたらす家具を提案し続ける業務用家具ブランドです。
そして、その「フリーセレクトシステム」を活用したコーディネーションを実際に確認できる「picショールーム」を展開しています。また、オンライン上ではWEBカタログを公開中です。
ATIC
業務用家具メーカー「ADAL」が展開しているブランドです。木の温かみ、ファブリックの手触り、そこにあるだけで気分が高揚するデザイン。家具が持つ情緒的価値で、人の心を動かすエモーショナルな空間設計に貢献します。
現在は「ATIC vol.8」として、近年大きく変わりつつある「ワークプレイス」づくりを前提としたラインナップで展開中。機能性はもちろん、利用者の感性に響くデザインを追求しているので、ワークプレイス向けの机選びにおすすめです。
COMFY
家具の総合商社として多様なオリジナルブランドを展開する「株式会社 関家具」のスペースデザイン事業部が手がけているブランドのひとつ。ホテル・オフィス・レストランなど、様々な空間で活躍する商品が揃っています。オンライン上ではWEBカタログが公開され、家具通販サイトでの取り扱いも多く人気です。
まとめ:業務用の机を購入するときは店舗で見てみよう!
今回は、業務用の机の購入に関する記事をお届けしました。様々な購入方法があり、その中でもできるだけ費用を抑えて購入したいところではありますが、やはりイメージに合う机を確実に見つけるのならば、実際に店舗で確認することをおすすめします!
天板と脚の組み合わせ、色やサイズ感によっても印象が大きく変わるので、ぜひ見て触ってイメージ通りの机と出会っていただきたいです!
もちろん手軽さや金額面ではオンラインショップが魅力的ですし、最も合う方法で机選びをお楽しみください。