▶️ホテル向け家具の一覧はこちら
▶️オフィス・会議室・応接室向け家具の一覧はこちら
▶️ロビー・エントランス向け家具の一覧はこちら
▶️病院・クリニック・老健向け家具

オフィスや店舗の顔となる受付カウンター。その寸法は、お客様との円滑なコミュニケーションや従業員の作業効率に大きく影響します。しかし、適切な寸法を選ぶのは意外と難しいもの。この記事では、受付カウンターの標準寸法や、業種に応じた最適な高さと幅の決め方を詳しく解説します。効率的で快適な受付空間づくりのヒントを、ぜひ参考にしてください。

受付カウンターの標準的な寸法

受付カウンターの標準寸法は、設置場所や用途によって異なりますが、一般的には高さ1000mmから1100mm幅は1500mmから2000mm程度奥行は500mmから600mmが一般的です。この寸法は、来客が立ったままでも座ったままでも快適に対応できるように設計されています。

高さの適切な選び方

受付カウンターの高さは、カウンターの利用シーンによって決めることが重要です。一般的に、オフィスの受付カウンターでは、立った状態での応対が多いため、1000mm~1100mmの高さが適しています。この高さは、立ったままでも書類を広げたりサインをしたりするのに適しており、来客とのコミュニケーションをスムーズに行えます。
一方、座った状態での応対が多い場合は、700mmの高さが理想的です。これにより、スタッフと来客が快適にやり取りできます。高さを選ぶポイントは業種や用途によって最適な高さは異なります。

幅と奥行の基準

幅と奥行もカウンターの使い勝手に大きく影響します。
一般的な幅は1対1のやり取りがメインのカウンターで900mm~1200mm1対2のやり取りをするカウンターでは1500mm~1800mmで、複数人の対応をする可能性があるカウンターでは1800mm以上のものを選ぶことが多いです。広めのカウンターは、複数の来客を同時に対応する場合にも便利です。
奥行は500mmから600mmが標準で、書類やPCを置いても十分なスペースを確保できます。狭すぎると作業スペースが不足し、広すぎるとやり取りがしづらい可能性があります。また、車椅子などを収納する可能性がある病院のローカウンターなどでは奥行きが広めにとられている場合もあります。

業種に応じた最適な寸法

業種によっても適切な寸法は異なります。
企業受付や病院の受付など、受け渡しをスムーズに行う必要がある業種ではハイカウンター、銀行や役所などの手続きに時間がかかる業種ではローカウンターを採用している場合が多いです。
中には例外もあり、病院やクリニックの受付カウンターは、1000mmが一般的ですが、車椅子対応が求められるクリニックなどでは750mmから800mmの高さが適しています。この高さは、車椅子利用者が快適に利用できるだけでなく、スタッフとの対話もスムーズに行えます。
また、ホテルの受付カウンターは、高級感を演出するために幅広で高さのあるデザインが好まれます。ホテルのロビーは広いため、大きなカウンターが設置しやすく、来客に対する印象も良くなります。

高さ1100mmの受付カウンターの特徴

ホテル 受付カウンター

高さ1100mmの受付カウンターは、多くのオフィスで採用されているスタンダードな高さです。これは、立ったままの応対に最適であり、来客に対してスムーズな対応が可能です。

ハイカウンターとしてのメリット

高さ1100mmの受付カウンターは、ハイカウンターとして以下のメリットがあります。
ハイカウンターの最大のメリットは、立ったままの応対がしやすいことです。これにより、来客とスタッフが同じ目線で対話でき、スムーズなコミュニケーションが可能となります。さらに、立ったままの作業が多い場合、腰への負担が軽減され、スタッフの健康管理にも役立ちます。

使用シーンと適用業種

高さ1100mmの受付カウンターが適している使用シーンや業種は以下の通りです。
高さ1100mmのハイカウンターは、オフィスの受付だけでなく、銀行、公共施設、展示会など、立ったままの応対が求められるシーンで広く使用されています。この高さは、来客との目線が合いやすく、丁寧な応対がしやすいため、多くの業種で採用されています。

お客様の応対に最適な高さとは

お客様との円滑なコミュニケーションのためには、適切な高さ設定が重要です。
お客様との応対に最適な高さは、立った状態での目線の高さに合わせることです。1100mmの高さは、一般的な身長の人が立った状態で快適に利用できるため、来客に対して良い印象を与えることができます。また、この高さは、書類の受け渡しやサインなどの作業がスムーズに行えるため、効率的な業務運営にも寄与します。

オフィスに合うおしゃれなデザインの選び方

機能性だけでなく、デザイン性も重要な要素です。
オフィスに合う受付カウンターを選ぶ際は、デザインも重要です。高さ1100mmのハイカウンターは、モダンでスタイリッシュなデザインが多く、オフィスのインテリアにマッチしやすいです。色や素材をオフィスのテーマに合わせて選ぶことで、統一感のある空間を作り出すことができます。

ホテルや病院での受付カウンターの選び方

納入事例 時川調剤薬局

ホテルや病院では、受付カウンターの選び方が重要です。高級感や機能性を兼ね備えたカウンターが求められます。

高級感あるデザインの選択

ホテルの受付カウンターには、高級感のあるデザインが求められます。
ホテルの受付カウンターは、来客に高級感を与えることが重要です。木目調や大理石の素材を使用したカウンターは、豪華な印象を与えます。また、照明を効果的に使うことで、さらに高級感を演出することができます。

車椅子対応の高さについて

病院やバリアフリー対応が必要な施設では、車椅子利用者への配慮が不可欠です。
病院や公共施設では、車椅子対応の高さが求められます。750mmから800mmの高さは、車椅子利用者が快適に利用でき、スタッフとのコミュニケーションもスムーズです。また、カウンターの一部を低くすることで、全ての利用者に対して優しい設計となります。

モダンな空間演出

現代的なホテルや病院では、モダンな空間演出が求められます。
モダンなデザインの受付カウンターは、洗練された印象を与えます。ガラスやメタル素材を使用したカウンターは、シンプルでありながらも高級感を持ち、モダンな空間を演出します。ホテルや病院のエントランスに設置することで、来客に先進的な印象を与えることができます。

どこにでも合うシンプルな受付カウンター

シンプルな受付カウンターは、どんなオフィスや施設にも合わせやすく、汎用性が高いです。

ロータイプの受付カウンター

ロータイプの受付カウンターは、様々な場所に適応できる汎用性があります。
ロータイプの受付カウンターは、座った状態での応対向きです。高さが850mmから900mm程度のカウンターは、オフィスや小規模な店舗などでよく使われます。来客とスタッフが座ったまま対話できるため、落ち着いた雰囲気を作り出します。

事務用受付カウンター

事務作業が中心の受付には、機能性を重視したカウンターが適しています。
事務用受付カウンターは、機能性を重視した設計が特徴です。引き出しや棚が多く備えられており、書類や事務用品を効率的に収納できます。これにより、作業効率が向上し、オフィス全体の業務がスムーズに進行します。

木質パーティクルボードの使用

コストパフォーマンスに優れた木質パーティクルボードは、多くの受付カウンターに使用されています。
木質パーティクルボードを使用した受付カウンターは、温かみのあるデザインが特徴です。自然素材の風合いを持ちつつも、リーズナブルな価格で提供できるため、多くのオフィスや施設で採用されています。また、環境にも優しい素材であるため、エコロジー意識の高い企業にもおすすめです。

まとめ

受付カウンターの標準寸法や最適な高さ・幅の決め方について詳しく解説しました。オフィスや施設の用途に応じて、適切な寸法やデザインを選ぶことが重要です。また、高さ1100mmの受付カウンターやホテル、病院での選び方についても紹介しました。さらに、どこにでも合うシンプルな受付カウンターについても触れました。これらの情報をもとに、最適な受付カウンターを選び、来客に良い印象を与えるオフィス空間を作り上げましょう。