オフィス移転やリニューアルに合わせて、オフィスインテリアを一新したいけど、具体的にどうすればいいのかわからないという悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
オフィスデザインにこだわることで、従業員の働き方やオフィス全体に良い影響を与えます。しかし、オフィスデザインの正しい知識や導入方法を知らないと、おしゃれなオフィスづくりは難しいかもしれません。
この記事では、オフィスインテリアにこだわりたい方へ、家具の選び方やおすすめアイテム、コーディネート術を詳しくご紹介します。

おしゃれなオフィス家具選びのポイント

コワーキングスペース

オフィス家具を選ぶときに意識すべきポイントは多数あります。特に意識すべき家具選びのポイントは以下の3つです。

人気メーカーをチェック

オフィス家具を販売する人気メーカーをチェックしましょう。それぞれのオフィスの使い方に合わせた家具が販売されており、テイストもメーカーごとに異なります。

また、人気メーカーなのでコーディネート実績も多く、1つのメーカーでオフィス全体をトータルコーディネートすることが可能です。

デザイン性と機能性を両立

オフィス家具の場合、デザイン性だけでなく機能性も重要です。

従業員の働きやすさに直結する使い心地やオフィススペースに合ったサイズ感多機能な製品などオフィスに合った機能は、オフィスデザインには欠かせません。

このような機能性とデザイン性を両立できるオフィス家具を選ぶのがポイントです。

予算に合わせた選択

予算に合わせた家具を選ぶことも大切です。おしゃれな家具をそろえても、予算を超えてしまっては、せっかくオフィスを一新したにもかかわらず経営が立ち行かなくなる可能性も否定できません。

機能性とデザイン性に予算を加えてトータルでオフィスをコーディネートすることを意識してください。

おすすめのオフィス家具メーカー

日本人の体型に合わせた家具やオフィスのテイストに合った家具を取り扱うおすすめのメーカー3社をご紹介します。

オカムラ

一貫した自社製造が特徴の「オカムラ」は、オフィス家具だけでなく、店舗什器などを幅広く製造販売しているメーカーです。

先進技術と熟練した手作業が持ち味で、オフィスの新設やリニューアルでの空間デザインを総合的に行なうサービスを実施しています。

コクヨ

文房具メーカーとして有名な「コクヨ」では、オフィス設計や空間デザインにも力をいれているのはご存じでしょうか。

主に、さまざまな働き方に合わせたオフィス家具を製造しており、デザイン性の高いブランドを多数用意しています。

ニトリ

家庭用家具のイメージの強い「ニトリ」ですが、オフィス家具でも活躍しています。デザイン性、機能性、価格のすべてにおいてバランスが良く、家具選びのポイントを押さえているメーカーです。

デザインやカラーはカジュアルな商品が多く、どんな人でも過ごしやすいようなオフィス空間を作れます。

デスク周りを彩るオフィスアイテム

どんなにおしゃれなオフィス家具を導入しても、デスク周りが散らかってしまっては意味がありません。ここでは、デスク周りをすっきりさせる収納グッズやおしゃれに彩るアイテムをご紹介します。

おしゃれなデスクアクセサリー

デスク周りをおしゃれにするアクセサリーとしておすすめなのは、「モニタースタンド」と「ノートパソコンスタンド」です。

どのオフィスでも必ずあるパソコンは、デスクスペースを圧迫しかねません。そこで、スタンドを使うことで、スタンド下を収納としても使えますし、狭いデスクでもパソコンを扱いやすくなります。

シンプルでデザイン性が高く、オフィスに馴染みやすい商品が多数販売されており、放熱性を高めたアルミ製のノートパソコンスタンドなども販売されています。

効率的な収納グッズ

デスク周りで特に気になるのは、物の整理整頓です。収納の少ないデザイン性重視のデスクでも、スペースや収納グッズを有効活用することで、しっかりと収納できます。

おすすめは、「ツールツリー」と「後付けタイプの引き出し」です。ツールツリーは、デスク上に置けるツリー上の収納グッズで、狭いデスクでも有効活用できます。

「後付けタイプの引き出し」は、もともと引き出しの付いていないデザイン性重視のデスクでも、あとから引き出しだけを取り付けられる製品となっており、どちらもどのようなオフィスデスクでも使える効率的な収納グッズです。

癒しアイテムでリフレッシュ

デスク周りに遊び心や癒しをプラスすることで、ちょっとした気分転換になりリフレッシュできます。

置いておくだけで可愛いスマホスタンドやペン立てを活用し、自分だけの癒しアイテムで仕事がもっと楽しくなるようにすると良いでしょう。

オフィス空間のコーディネート術

おしゃれな家具だけでなく、オフィス全体の空間をコーディネートすることが重要です。ここでは、カラーやスペースの使い方、おすすめの休憩スペースをご紹介します。

カラーコーディネーションの重要性

色の組み合わせによって、オフィスの見え方は大きく変化します。広いスペースにおしゃれな家具が置いてあっても、色の組み合わせ次第では、狭く見えるケースもあります。

また、選んだ家具のカラーによってもさまざまな効果があります。
● 赤:エネルギーを生み出す色。アイデアや意見交換の場におすすめ
● 茶:落ち着きのある色。調和を表す色でもあり、会議室や応接室におすすめ
● 青:冷静な判断を促進する色。時間の流れが早く感じる色でもあり、待合室におすすめ

有効な空間活用

どうしても物が増えがちなオフィスでは、デッドスペースが発生しやすいのがネックです。

デッドスペースを有効活用するためにも、オフィスレイアウトを見直してみましょう。デスクの形や大きさを考慮した配置を考え、より機能性が高くなるようにレイアウトするのがポイントです。

リラックスできる休憩スペースの作り方

休憩スペースは、複数名で利用できるよう、使いやすい家具を選ぶのが重要です。優しい色合いのものや質感の良いものは、リラックス効果があります。

また、利用する従業員の意見を空間づくりに反映させるのもおすすめです。

リモートワーク時代のオフィス環境整備

オフィス イメージ

働き方の多様性が進み、同じオフィス内でリモートワークとオフィスワークが混在しているのをよく見かけるかもしれません。企業にとっても従業員にとっても働きやすいオフィスとなるように、リモートワークに合ったオフィスレイアウトが必要です。

リモートワークとオフィスワークの融合

リモートワークとオフィスワークの両立を目指したオフィスレイアウトの具体的な方法は、一人業務用の個人スペースの確保と社員同士がコミュニケーションを取れるような共有スペースの確保です。

どちらのスペースも居心地が良くなるようなレイアウトや家具の選定が欠かせません。

コミュニケーションスペースの工夫

コミュニケーションスペースは、さまざまな用途に応じて使い分けできるよう整えておくと利便性がアップします。

面接や会議用スペース、近い距離間で話し合いができるディスカッションスペース、ショートミーティングスペースなどの使い分けができるのが理想的です。

テクノロジー活用による効率向上

リモートワークが本格化していくなかでオフィスの存在意義を高める方法としてテクノロジーの活用があります。

木製の壁面にデジタルグラフィック技術を用いたデザインやダクトなどの構造物をサイネージ化したデザインなどが生まれており、最新のテクノロジーを活用し企業・クライアント・従業員のそれぞれに刺激を与えるデザインは、変化していくオフィスの具現化といえるでしょう。

まとめ:おしゃれなオフィス家具で働きやすい環境を実現

おしゃれなオフィス家具を用いたオフィスデザインは、企業にさまざまな変化をもたらします。コミュニケーションの活性化やオフィス全体のモチベーションアップ、ブランドイメージの向上など、働きやすい環境づくりの基盤を担っているのです。

自社のニーズに合った家具選び
デザイン性と機能性を兼ね備え、自社のイメージや業務内容に合った家具を選ぶのが重要です。自社イメージを体現したオフィスデザインは、クライアントなどに与える信頼やイメージも良くなります。

空間全体のコーディネートを意識
オフィス家具だけでなく、オフィス全体の空間コーディネートを意識しましょう。家具の配置やスペースの効率的な使い方に加えて、さまざまなシーンや働き方に合わせたスペースに整えることで、より働きやすい環境となります。

今後のオフィス環境の進化に対応
リモートワークは、ますます本格化しており、オフィス環境の見直しは不可欠です。同オフィス内におけるリモートワークとオフィスワークの両立の実現が今後の課題だといえるでしょう。

また、最新テクノロジーを活用したオフィスデザインを導入することで、オフィスは新たな刺激や価値を生み出す空間になり得ます。

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