オフィステーブルは会議や商談などの話し合いの場で使用することが一般的ですが、来客対応やランチタイムにも使っている会社も案外多いかもしれません。内装に合ったおしゃれなオフィステーブルだと話が弾み、仕事のモチベーションもアップするでしょう。今回は、オフィステーブルの種類や選ぶ際のポイントなどをご紹介します。リモートワーク時代に適したオフィステーブルを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
おしゃれなオフィステーブルの重要性
出社して働く「オフィスワーク」と、自宅やコワーキングスペースなどのオフィス以外の場所で働く「テレワーク」を組み合わせたハイブリットワークが普及する中、おしゃれなオフィステーブルを社内に置き、コミュニケーションを活発にすることが求められています。
リモートワーク時代のオフィスの役割
一人ひとりの固定席や部署ごとの部屋割りを廃止し、オフィスをカフェのような居心地の良い空間に変える動きが高まる中、リモート会議がストレスなく行え、垣根を超えて社員同士が気軽にコミュニケーションできるオフィス環境が求められています。
おしゃれなオフィステーブルにすると人が集まりやすくなります。普段ならかかわりを持つことが少ない他部署のメンバーと談笑する中で、新しいアイデアが生まれたり、問題解決の糸口が見つかったりするかもしれません。
空間のデザインと効果的なテーブルの選び方
わざわざ出社しなくても仕事ができることを認識できた以上、出社して仕事をするからには、おしゃれなオフィス空間で働きたいというニーズが高まっています。洗練されたオフィス空間におしゃれで機能的なオフィステーブルがあるとモチベーションが上がり、新入社員の定着率が良くなることも期待できるかもしれません。
オフィステーブルは天板の素材、天板と脚の組み合わせによって、空間の印象が変わってくるため、デザインや素材なども意識しながら選びましょう。例えば、重厚で落ち着きのある空間には、ダーク系の天然木のオフィステーブルがおすすめです。明るくて開放的な空間には、ナチュラルな木目調のオフィステーブル、洗練されたスタイリッシュな空間には、天然木とスチール製の脚を組み合わせたタイプを選んでみてください。
室内の家具や壁紙、床材などの内装との相性も意識する必要があります。マッチしていないとチグハグした印象になり、居心地が悪くなってしまうため、注意が必要です。
失敗しないオフィステーブル選びのポイント
オフィステーブルは選び方を間違えなければ、作業効率と生産性のアップにつながる可能性が高まります。失敗しないオフィステーブル選びの4つのポイントを確認していきましょう。
種類や形はどうか
オフィステーブルは複数人で使用するため、一人ひとりに十分なスペースが確保されているかどうか確認してください。形は、四角形と円形に分けられます。
長方形や正方形のオフィステーブルは、シンプルで馴染みのある形。そのため、どんな雰囲気のオフィスでも合わせやすく、多人数が座っても一人ひとりの作業スペースを広く取れるのがメリットです。
円形のオフィステーブルには丸型と楕円型があります。角がないデザインのため、社内の雰囲気が柔らかくなるでしょう。会議のとき、全員が顔を合わせやすく、コミュニケーションが取りやすくなるのがメリットですが、多人数が座ると、作業スペースが十分確保できないことがある点がデメリットです。
使用用途や使用人数を確認
オフィステーブルを選ぶ際、使いみちや使う人数を必ず確認してください。社員が通常業務を行う作業用デスクとして使うのであれば、常設テーブルが最適です。社員研修やセミナーなどで使う場合は、使わないときにコンパクトに収納できる折りたたみテーブルやスタッキングテーブルをおすすめします。
会議や商談用には、一人ひとりがパソコンを置き、資料を広げられるスペースを確保しましょう。多人数で使用する場合、窮屈で手狭なテーブルだと作業効率やコミュニケーションに悪影響を及ぼしかねません。作業スペースを十分確保するためには、四角形のオフィステーブルがおすすめです。
コーヒーブレイクでの談笑や顔合わせ程度のミーティングに使う場合、ドリンクが置ける広さがあればよいため、円形タイプでも対応できます。
コンセント付きなど機能的か
社員の席を固定しない「フリーアドレス」型のオフィスでは、オフィステーブルを作業用デスクとして使っているケースもみられます。フリーアドレス型のオフィスに適しているのは、広い作業スペースを確保できる四角形のオフィステーブルです。LANケーブルやコンセントがある配線ボックスがあるテーブルであれば、ゴチャつきを抑えて見た目がスッキリします
キャスター付きのオフィステーブルだと簡単に移動できます。どのような機能が必要なのか、事前にリストアップしておくと、選びやすくなるでしょう。
テーブルのサイズや高さ、デザインはどうか
快適な環境で作業するには、オフィステーブルのサイズや高さも意識する必要があります。1人当たり必要な横幅は、省スペースで600 mm、標準で750 mm、余裕を持たせる場合は900~1200 mm程度です。600 mm以下になると窮屈になってしまいます。
奥行きは最低でも450mm、余裕を持たせ、ゆったり作業できるようにしたい場合は600mm前後を目安にしてください。
JOIFA(日本オフィス家具協会)は、日本人に最適な机の高さとして720 mmを推奨しています。必ずしもこだわる必要はありませんが、高さ720 mm前後のオフィステーブルを選ぶようにすると失敗を免れることができるかもしれません。高さを調整できる昇降式も人気です。デスクワークでの疲労感を軽減するために、立ったまま打ち合わせをするのが流行していますが、その際に使うのがハイテーブルです。昇降式を導入するとハイテーブルとしても使えるので便利です。
オフィステーブルのデザインに迷った場合、どんな雰囲気にもマッチする定番の四角形を選ぶと良いでしょう。
オフィステーブルの設置と活用
ハイブリットワークが普及すると、オフィスレイアウトや動線は、オフィステーブルを中心に考えるようになるかもしれません。オフィステーブルを設置・活用する際の注意点や快適さを向上するコツをまとめました。
オフィスレイアウトの工夫
従来型のオフィスレイアウトは、部署ごとにグループを作る「島型レイアウト」が一般的でした。社員一人ひとりに固定デスクがあり、会議を行う際にはオフィステーブルがある会議室に移動します。
フリーアドレス型だと、社員が作業デスクとしてオフィステーブルを使うため、オフィステーブルを中心にしたレイアウトになり、必要なデスクの数が減少します。リモート会議を行うときはリモートブースへ、集中したい場合は仕切りのある個人用ブースへ移動します。
フリーアドレス型を導入する場合、社員のうち何人が出社して、どれくらいの席を確保する必要があるかを考えて、オフィステーブルのサイズを選ぶようにしてください。また、フリーアドレス型だと個人デスクがないため、パソコンや書類、私物などが置ける収納スペースやロッカーが必要になります。
テーブルの機能性と快適さの向上
オフィステーブルに備わっている機能も大切です。パソコン作業が多い場合は配線ボックスが付いていると、コンセントを探す必要がなくなります。外回りの営業担当のオフィステーブルは、かばんをかけられるフックがあると便利です。折り畳み式やキャスター付きのオフィステーブルは普段は収納できるため、セミナーやイベントの際に役に立ちます。
テーブルを活用したオフィスコミュニケーション
おしゃれなオフィステーブルを導入すると、円滑なコミュニケーションが推進されます。チームの連携が深まるだけでなく、他部署の人と接触する機会があることから、新しい発想がひらめくかもしれません。
コロナ禍では、職場で日常的に行われていた仕事以外の会話(雑談)が減り、部署間の連携や意思疎通がスムーズにいかなくなるといった問題が発生していました。ハイブリットワークが一般的になる中で、出社した社員同士が集える場所に必要なのがおしゃれなオフィステーブルです。
まとめ: おしゃれなテーブルでオフィスをもっと魅力的に
オフィステーブルを選ぶ際は、まず種類や形状を把握し、使用用途や使用人数、備わっていてほしい機能を明確にした上で、サイズや高さ、デザインを選びます。ハイブリットワークが主流になりつつある中で、おしゃれなオフィステーブルは出社した社員のコミュニケーションを活発にする場となることでしょう。条件に合ったオフィステーブルを選ぶようにしてみてください。
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