▶ベルトークI チェアの詳細はこちら
▶レストラン向け家具の一覧はこちら
▶レストラン・カフェにおすすめの商品一覧はこちら
▶レストランの納入事例一覧はこちら
レストランが成功するかどうかは、料理の質だけでなく、内装による雰囲気作りにも大きく左右されます。おしゃれで心地よい内装は顧客を惹きつけ、繰り返し訪れたくなるような空間を作り出すでしょう。この記事では、レストランの内装をグレードアップするための重要なポイントを紹介し、実際に成功している人気レストランの事例を挙げながら、コスト効率の良い内装のアイデアを提案します。レストラン経営者や内装業者の方々はぜひ参考にしてください。
集客に成功するレストラン内装に共通するポイント
集客に成功しているレストランの内装は、訪れる客の感性を刺激し、快適で印象的な空間を提供しています。おしゃれなレストラン内装に共通するポイントは、以下の5つです。
1. 外装と内装に統一感を出す
レストランの魅力は、外装から内装に至るまで一貫したテーマやコンセプトにあります。顧客は外観からレストランに対する第一印象を持ち、内装と連動することでブランドイメージが強化され、全体的なデザインの調和に心地よさを感じるでしょう。外装と内装がバラバラだと居心地が悪く食事が楽しめなくなるため、一貫性を持たせることが大切です。
例えば、モダンかつ洗練された外観を持つレストランは、内装においても同様のデザイン要素を取り入れます。クラシカルな外観のレストランでは、内装にも古典的な装飾や曲線的な家具を用いることで、時間を超越した雰囲気を創出できるでしょう。
2. 快適なテーブルと椅子の高さにこだわる
テーブルと椅子の高さは、食事のしやすさに大きく影響するため、こだわりを持って選ぶことが大切です。適切なサイズの家具を選定することで、ストレスなく食事を楽しむことができ、顧客満足度も向上します。
快適なテーブルの高さは、一般的には約75㎝と言われていますが、平均的な成人が座った時に自然な姿勢で食事を楽しめる高さが目安です。テーブルが低すぎると腕が疲れ、高すぎると肩に負担がかかります。椅子は、座った時に足が床にしっかりと着く高さが理想的。一般的には、座面から床まで約45㎝の高さが快適とされています。
<レストランにおすすめのチェアはこちら>
3. 食欲を増進させる暖色を活用する
レストランの内装において色彩は重要で、特に暖色系の色は、温かみのある雰囲気を作り出し、食欲を増進させます。赤やオレンジ、柔らかい黄色などの暖色は食欲を刺激し、楽しい食事の雰囲気を作り出すことが可能です。
暖色系の色を利用する際は、色の強さや鮮やかさを考慮し、バランスよく配色することが重要です。強すぎる色だと時に圧迫感を与えることがあるため、注意しなければなりません。また、照明との相互作用を考慮することで色の持つ効果を強調できると、テーブルの雰囲気も向上し、より食事を楽しめるでしょう。
4. モールディングを使う
モールディングとは、壁や天井の縁に取り付けられる装飾的な仕上げ板のことです。壁や天井にモールディングを取り入れると、空間に深みと美しさを与え、高級感を演出します。モールディングの色や素材選びは、レストラン全体のデザインテーマや色調に合わせて慎重に行わなければなりません。
例えば、伝統的なヨーロッパスタイルのレストランでは、繊細な彫刻が施されたモールディングを使うことで、古典的で上品な雰囲気を演出しています。また、モダンなデザインのレストランにおいても、シンプルながら洗練されたモールディングを取り入れることで、空間に独特のアクセントを加えることが可能です。さらに、壁に取り付けるパネル型モールディングなら、レストランの内装を一層引き立ててくれるでしょう。
5. ガラスや鏡をつかって開放感を演出する
狭い空間を広く見せるためには、ガラスや鏡の利用が有効です。ガラスや鏡は、空間に開放感をもたらし、光を反射させて明るい雰囲気を作り出します。特に都市部に位置する小さなレストランや、窓の少ない空間において、大きな効果を発揮するでしょう。
例えば、フルハイトの窓やガラスの壁は、外の景色を取り入れることで、室内の空間を外部の空間と一体化させ、より広々とした印象を与えます。また、鏡を対面する壁に設置すると、部屋が連続しているような印象を作り出し、空間に深みが加わるでしょう。
内装がおしゃれな人気レストラン5選
スタイリッシュで個性的なデザインの人気レストランは、最先端のスタイルを提案しています。ここでは、内装がおしゃれな人気レストランを見ていきましょう。
1. THE APOLLO
オーストラリア・シドニー発のモダンギリシャレストラン「THE APOLLO」は、クールモダンで洗練された内装が特徴です。窓が大きく、天井がスケルトンの開放的な店内は、テーブルや椅子、壁もすべて同じ素材で、ミニマリストなデザインと暖色の照明が、心地よい空間を作り出しています。
2. PATH
「PATH」は、自然素材を多用した温かみのある内装が特徴で、木材や石を活用したデザインは、訪れる人々にリラックスした時間を提供します。モルタルをコーティングしたカウンター、アメリカのビンテージ家具、薄緑色の腰板やタイルなど、細部にわたってこだわりが感じられる空間です。
3. Little Darling Coffee Roasters
「Little Darling Coffee Roasters」は、カジュアルで明るく開放的な内装が特徴です。ピンク色のカラフルな外観はまるでハワイのお店のよう。倉庫をリノベーションした店内では、コーヒー豆を焙煎する心地よい音と香りが広がり、感覚を刺激してくれます。
4. DEK 青山
「DEK 青山」は、旬の青果を楽しめる人気レストランで、ユニークな内装が特徴です。1階は清潔感あふれるシンプルモダンなデザインで、白を基調とした明るくおしゃれな雰囲気。2階はクルーズ船のダイニングをイメージした木の造りで、洗練された内装と料理が融合し、顧客に感動を与える空間となっています。
5. o/sio
「o/sio」は、海賊シェフとして知られる鳥羽周作氏が手がけるレストランで、エレガントで落ち着いた内装が特徴です。木製の長テーブルやひし形模様のグレーのタイル、天井のペンダントライトは、モダンでありながら温かみのある雰囲気を醸し出しています。
おしゃれな内装とコストダウンを両立するには
予算の制限内で、おしゃれな内装を実現するためには、賢くコスト管理を行いながら、スタイリッシュで魅力的な空間を作り出す方法を見つけることが大切です。
1. 居抜き物件を活用する
コスト削減の一つの効果的な方法は、居抜き物件を活用することです。居抜き物件とは、前の事業者が退去する際に内装、設備、装飾などが残されている物件のことを指します。
レストランとして使用されていた物件を選ぶことで、必要な設備やレイアウトがすでに整っている可能性が高く、改装にかかる費用を大幅に削減できます。また、居抜き物件は、以前のレストランの持つ個性や魅力を活かしながら新しいコンセプトに合わせて小規模な改修で済む点でもメリットが大きいです。
2. 確保できる物件で実現可能なデザインを考える
レストランの内装を計画する際には、物件の構造や既存の条件に合わせたデザインを考えることが重要です。大規模な改装や構造の変更はコストが高額になることが多く、予算に制限がある場合にはおすすめできません。一方、物件の既存の特徴を最大限に活用し、小規模な改修や装飾で個性を出すと、コストを抑えながらもおしゃれな空間を実現できるでしょう。
例えば、露出した天井の梁やレンガの壁など、物件固有の特徴を活かすことで、ユニークな雰囲気を作り出せます。
まとめ
おしゃれなレストランの内装は、見た目の美しさだけでなく、顧客の快適さや満足度を高めるためにも重要です。外装と内装の一貫性、快適な座り心地、適切な色彩、空間の演出などに注意を払うことで、訪れる人々に心地よい体験を提供できるでしょう。また、居抜き物件の活用や、物件の条件に合わせたデザインの採用など、コスト効率の良い方法を取り入れることで、経済的な制約の中でも魅力的なレストランの内装を実現することは十分可能です。人気レストランの内装を参考にしながら、コスト効率と美しさのバランスを最適化してみてはいかがでしょうか。