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近年、企業の福利厚生の一環として、社員食堂の充実に力を入れる企業が増えています。ただ食事を提供するだけでなく、「おしゃれで心地よい空間」を提供することで、従業員の満足度向上やコミュニケーションの促進を目指すのです。本稿では、おしゃれな社員食堂の実現に必要な要素と、実際におしゃれな社員食堂を持つ企業の事例を紹介します。快適な社員食堂がもたらす、働く人々の笑顔と企業文化の変革に光を当てます。

なぜ社員食堂に企業が注目するのか?4つの理由

ではなぜ社員食堂に力を入れる企業が増えているのでしょうか。社員食堂に企業が注目している理由は、社員食堂がおしゃれで心地よいと様々なメリットがあるからです。社員食堂をおしゃれな空間として充実させることは、従業員の日々の仕事のモチベーションアップだけでなく、企業の持続可能な成長と競争力の強化にもつながります。その理由を一つずつひも解いていきましょう。

従業員満足度が上がって離職率が減る

働く会社の中に社員食堂があること、これは食事の利便性の高さに繋がります。また価格も手ごろであることが多く、従業員は手頃な価格ながらも健康的な食事を社内で手軽に取ることができます。
また、充実した社員食堂は、会社が従業員の福祉を考慮していると感じさせ、働きがいや企業への忠誠心を高めます。おしゃれで心地よい社員食堂は、従業員が快適に過ごせる場所として、働く環境への満足度を高めます。結果として、離職率の低下にもつながります。

採用時にアピールできる

魅力的な社員食堂は、求職者にとっても大きな魅力の一つです。特に、健康意識が高い人や、福利厚生を重視する人には非常に魅力的です。採用時のアピールポイントとして、優秀な人材の獲得に貢献します。
また、社員食堂が充実していることは企業イメージの向上にもつながります。社内外に対して、従業員の福利厚生に投資する姿勢を示すことで、企業ブランドの向上に繋がります。CSR(企業の社会的責任)活動の一環としても評価されます。

社員のコミュニケーションの活性化につながる

開放的で居心地の良い食堂は、社員同士のコミュニケーションを促します。異なる部署の社員が交流することで、新たなアイデアが生まれる場ともなり得ます。

社員の健康管理ができる

栄養バランスが考えられたメニューを提供することで、社員の健康管理に寄与します。健康な社員は、生産性の向上にもつながります。

おしゃれな社員食堂に必要なものとは?

アダル 納入事例 GLP枚方Ⅲ

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ではおしゃれな社員食堂を実現するには、どんな要素が必要なのでしょうか。必要な要素を一つ一つ見ていきましょう。

開放的な空間

社員食堂の空間は、社員がリラックスして食事を楽しめるよう、明るく開放的であることが重要です。自然光が入る大きな窓、高い天井、ゆったりと配置された席などが、開放感を生み出し、社員がリラックスして食事を楽しめる環境を作ります。また、社員がくつろげるような家具選びも重要なポイントです。

おしゃれで美味しいメニュー

メニューは社員食堂の魅力を大きく左右します。健康的でバラエティに富んだ美味しい料理を提供することで、社員の満足度を高めることができます。また、シーズンごとの特別メニューや、エスニック料理などのバラエティに富んだ選択肢も良いでしょう。

工夫が盛り込まれたポップ

メニューのポップや食堂内の装飾におしゃれなデザインを取り入れることで、食堂の雰囲気をより良くすることができます。また、メニューの説明や健康への配慮が伝わるような工夫を凝らしたポップを設置することで、社員の健康管理にも寄与します。

おしゃれな社員食堂に取り入れる家具の選び方

おしゃれな社員食堂を構成する要素の一部として取り入れる家具選びも重要なポイントです。社員が毎日使いたくなるようなおしゃれで居心地の良い空間を実現するためには具体的にはどのような家具を取り入れていったらよいのでしょうか。

テーブル:こじんまりしたものより大きく会話が弾むもの

社員食堂を利用する社員は一人で利用する人ももちろん多いかと思いますが、まとまったグループで利用する場合や、他の部署の人同士で利用する場合もあるかと思います。そうなると、食事だけでなく、コミュニケーションの場としても機能するよう、グループで座れるように大きなテーブルを選ぶことがお勧めです。オープンな雰囲気を作り出し、社員同士の交流を促進します。コミュニケーションが活発になるので、チームビルディングにもつながります。

椅子:柔らかみのあるカーブがあるものを

快適さはもちろんのこと、見た目にもこだわった椅子を選びましょう。長時間座っていても疲れにくい、快適な座り心地の椅子を選ぶことが重要です。柔らかみのあるカーブや、明るい色使いのものなど、食堂の雰囲気に合わせて選ぶことが重要です。デザイン性と機能性を兼ね備えた椅子で、食堂の質を高めましょう。

社員食堂が人気な企業の事例7選

アダル 納入事例 社員食堂

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社員食堂が特に人気のある企業は、従業員の幸福度を高め、働きがいのある職場環境を提供することに注力しています。ここでは、デザインと機能性を兼ね備えた社員食堂を持つ企業の例をいくつか紹介します。これらの企業は、社員食堂をただの食事提供の場に留めず、社員が心から楽しめる空間として積極的に取り組んでいます。それぞれの企業がどのようなコンセプトで社員食堂を運営しているか、その詳細を見ていきましょう。

1. ヤフー

ヤフーの社員食堂は、その広々とした空間と企業のブランドイメージに合わせたモダンでスタイリッシュな内装が特徴的です。健康的かつバラエティに富んだメニューを提供し、多国籍料理から地元の旬の食材を使ったメニューまで、社員の食の好みや健康を考慮したラインナップが好評を得ています。また、食堂内にコミュニケーションスペースが設けられているので、カジュアルな雰囲気の中でリラックスしながら交流を楽しむことができます。サステナビリティにも配慮されており、廃棄物削減やエコフレンドリーな素材の使用など、環境への影響を考えた運営もされています。

2. エイベックス

エイベックスの社員食堂は、音楽やエンターテイメント業界の先駆者としての同社のブランドイメージを反映した、モダンでアーティスティックな内装が施されており、音楽やアートの要素が随所に取り入れられています。社員が新たなアイデアやインスピレーションを得ることができるようなスペースが設けられています。健康的かつバラエティに富んだメニューが提供されることで、社員の健康と満足度を重視しています。また、国際的な料理が楽しめることやエコフレンドリーな配慮もあり、グローバルな視野を持つ企業文化も反映されています。

3. ドワンゴ

テクノロジーとクリエイティビティの融合を企業文化とするドワンゴでは、その社員食堂もまた、社員がリラックスし、交流を深めることができる施設として設計されています。気になるメニューも栄養バランスが考慮された多様な料理が提供され、社員の健康と幸福を重視する思いが反映されています。社員食堂は単なる食事場所ではなく、社員同士のコラボレーションやアイデア交換の場としても機能しているため、ラウンジエリアなども設けられています。食材のローカル調達や廃棄物の削減などを重視した運営もされており、社員一人ひとりが環境への意識を持ち、持続可能な社会への貢献を考えるきっかけにもなっています。

4. アース製薬 坂越工場

アース製薬の坂越工場にある社員食堂は、自然豊かな環境に囲まれたロケーションを生かしたデザインが特徴です。大きな窓から見える緑豊かな景色と、ナチュラルな素材を用いたインテリアが、リフレッシュできる空間を作り出しています。そして、社員の健康を第一に考えたメニューが提供されています。栄養バランスが考慮された料理や、オーガニック食材を使用したメニューなど、健康的な食事の選択肢が豊富にあります。環境保護に積極的なアース製薬では、社員食堂の運営においてもサステナビリティを重視しています。食材のローカル調達によるCO2排出量の削減、廃棄物の最小化、再生可能エネルギーの利用など、環境への影響を考慮した運営がなされています。

5. バンダイナムコ

バンダイナムコの社員食堂は、同社のエンターテインメント性を反映した楽しいデザインが目を引きます。キャラクターグッズやゲームの要素を取り入れたデコレーションで、食事時間がより楽しいものに。健康的かつバリエーション豊かなメニューも魅力の一つです。メニューにもバンダイナムコのゲームやアニメにちなんだ特別メニューが登場することもあります。リラックスできる雰囲気の中で部署を超えたコミュニケーションが活発に行われる設計がされています。また、サステナブルな取り組みも力を入れています。

6. 学研ビル

学研ビルの社員食堂は、働く人々の健康とコミュニケーションを重視した設計がされていると評判です。大きな窓から自然光がたっぷりと入り、明るく広々とした開放的な雰囲気です。毎日でも飽きることなく楽しめる季節の食材を取り入れた特別メニューや、国際的な料理の提供もあり、社員の食の楽しみを広げています。ウェルネスプログラムと連携したイベントやヘルシーメニューの紹介など、社員の健康管理に積極的に取り組んでいます。テーブルや椅子の配置にも工夫が見られ、社員同士のコミュニケーションを促進するようなレイアウトになっています。

7. 明治安田生命

明治安田生命の社員食堂は、栄養士が監修したメニューは、従業員の健康を考慮しており、野菜をふんだんに使用した料理や、低カロリーで栄養バランスが良い食事が揃えられています。清潔感のある内装や、自然光が入る明るい食事スペースが確保されており、異なる部門の社員同士が自然と交流することができるオープンなレイアウトのテーブル配置が採用されています。サステナブルな経営を目指しており、社員食堂の運営においても環境に配慮した取り組みが行われています。

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まとめ

社員食堂は、ただの食事場所以上の価値を企業にも社員にも提供します。おしゃれで機能的な社員食堂は、社員の満足度を高めるだけでなく、企業文化の象徴としても機能します。今回紹介したポイントを踏まえ、企業が社員食堂に注力する理由や、おしゃれな社員食堂を実現するために必要な要素を理解していただけたでしょうか。社員が毎日を楽しく過ごせる素敵な社員食堂作りに役立ててください。