コンパクトで背もたれや肘掛けがない(あるいは、ついていても控えめ)チェア「スツール」の中でも背が高く、スタイリッシュな印象の「ハイスツール」。同じく高さのあるカウンターテーブルなどとあわせて使いますが、ちょうどよくフィットして心地よい高さとは、一体どのくらいでしょうか。
そこで今回は、ハイスツールの適切な高さや選び方のポイントについてお伝えします!オススメのハイスツール5選も掲載しているので、ぜひお役立てください。

ハイスツールの適切な高さとは?

カウンターチェアとして使う場合の高さ

最も大切なのはテーブルとの高さのバランスで、テーブル天板と座面の高さの差は25〜30cm程度がオススメです。この差が大きすぎると食事や作業がしづらく、逆に小さすぎると座りづらくなるため、しっかりとチェックしましょう。
また、カウンターを照らす照明との距離にも注意が必要です。ハイスツールが高すぎて照明に近くなってしまうと目が疲れやすくなり、逆に離れてしまうと暗く感じられるので、快適な食事を楽しめる高さ・距離で設定します。目安としては、テーブルから照明までの距離が60〜65cm。例えば高さ100cmのカウンターテーブルの場合は、床から160〜165cmの位置に照明がある状態が理想です。

キッチンで使う場合の高さ

まずは、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンなどのキッチン本体のカウンターの高さを把握します。80〜95cmの高さが一般的です。
そして、そのキッチンカウンター天板とハイスツールの座面の高さの差が25〜30cmとなるように選定することをオススメします。

ハイスツールの選び方のポイント

カウンターとハイスツール

座面の素材に注目

ハイスツールの座面は板座タイプとクッションタイプに分かれます。クッションタイプとはウレタンを布や革素材でカバーしたもので、板座タイプは木製が一般的です。
座り心地で選ぶならクッションタイプ、よりスタイリッシュな雰囲気重視で選ぶなら板座タイプが向いていますが、板座タイプでも座面が曲線になっていると疲れにくいです。また、小さめのクッションを組み合わせる方法もあります。

安定感を高めるなら足置きステップ付き

ハイスツールに座ると床に足が届かないので、安定感・座り心地の良さを高めるためには、足置きステップ付きを選択するのもオススメです。
ハイスツールに座ろうとするときも、ステップを足場にしてラクに座ることができます。
特に、座面が床から50cm以上離れている場合は、ステップ付きを検討しましょう。

高さ調節機能付きなら、より安心。

初めから高さ調節機能が付いているハイスルーツなら、より安心です。
座る人それぞれの身長に最適な高さに合わせられ、テーブルの買い替えにも対応できます。

インテリアとの相性もチェック

背の高いハイスツールは目に入りやすく、空間の印象を大きく左右する存在です。そのため、選ぶときには空間デザインとの調和、インテリアとの相性も考慮して選びます。例えばナチュラルテイストには木製の座面のハイスツールで合わせる、またはビビッドカラーでアクセントとして活用するなど、素材感や色の組み合わせを考え、理想の空間づくりを目指しましょう。

オシャレ&機能的!ハイスツール5選

ドリエルイメージ

ハイスツールの適切な高さや選び方のポイントについてお伝えしてきましたが、ここからは具体的にオススメのハイスツールをご紹介してまいります!
空間デザインや用途に合わせてお選びいただける個性的なハイスツール5選です。

パルヴェス

多彩な座面&高さコーディネート!

美しくスタンダードなプロポーションに足置き付きで使い勝手抜群!座面は無垢材と本革から選べ、無垢材の座面(板座タイプ)は座り心地を確保できる形状に加工されています。座面のカラーは、無垢材・本革ともにバリエーション豊富で空間に合わせやすく、本体の高さが選べるところも魅力です。
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アスター カウンターチェア

高級感のあるレトロがオシャレ

懐かしさを感じるレトロなフォルム。親しみやすい定番カウンターチェアでありながら、ブラックメラミンの脚が高級感を演出します。座面は座り心地の良いクッションタイプで、張地はどんな空間にも合わせやすいプレーンとデザインのアクセントとしても映えるキルトから選べます。
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スミス

クラシカルな個性派デザイン

座面まわりのスタッドが特徴的で、クラシカルな雰囲気を醸成。クッション性がある座面に加え、足置きも付いていて、長時間でも心地よく座っていられます。
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ローガン カウンター

背裏デザインが空間全体を表情豊かに!

スチールならではのスマートでスタイリッシュな雰囲気。さらに、デザイン性だけでなく、曲線を描いた座面と足置きの工夫で座り心地も抜群です。そして、最大の注目ポイントは、背裏の化粧板デザイン!背が高く存在感のあるハイチェアだからこそ、並べているだけで空間全体の表情がガラリと豊かになります。
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ドリエル

高さ自在!異素材のヴィンテージ感

天然木の座面とガンメタルの脚の異素材ミックス、そして独特の曲線を描く無骨なデザインが、たまらないヴィンテージ感を構築。インダストリアルな雰囲気を高めているネジは、実は高さ調整に使うことができ、自由自在です。
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ハイスツールの高さについてまとめ

今回は、意外と迷ってしまいがちなハイスツールの適切な高さ設定や選び方についてご紹介しました。高さ・座り心地・使い勝手の良さはもちろん、空間に合わせた素材感や色使いを含め様々な角度から検討し、スタイリッシュな空間づくりにお役立てください。

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