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憧れのおしゃれなバー経営を成功させるには内装デザインが重要です。バーと言われて思い描くのはどんな姿でしょうか。落ち着いてお酒が飲めるバー、和気あいあいと会話を楽しむバーなど形は様々です。この記事では、イメージに合ったバーを実現するためにおさえておきたいポイントをご紹介します。

バーの内装デザインを成功させるためのポイント

バーの内装デザインを成功させることは、経営がうまくいくかどうかの鍵を握っていると言っても過言ではありません。バーはコミュニケーションの場でもありますので、ただお酒を提供すればいいわけではありません。内装は場の雰囲気を作り出します

● コンセプトとターゲット層を決める
● バーの種類に合わせたデザインを選択
● 立地に合わせたデザインを考える

コンセプトとターゲット層を決める

コンセプトとは、どんなバーを目指したいのかという方向性や目的を明確にしたものです。クラシカルなバー、カジュアルなバーなど、コンセプトによってどんな内装にすべきなのか決めやすくなります。

また、ターゲット層を決定することで、どんな人が来ることを想定した店作りにするのかに明確になってきます。年代、性別、バーに立ち寄るシチュエーション、使う金額など細かくターゲット層を絞りましょう

コンセプトの決定には、5W2Hが役立ちます。

When(いつ):営業時間・曜日・いつまでに開業するか
Where(どこで):出店するエリアはどこか
Who(誰に):どんな客層をメインターゲットにするか
What(何を):バーの看板メニューは何か
Why(なぜ):なぜ開業するか、お客さんはなぜこの店を選ぶか
How(どのように):どんな業態で経営するか
How much(いくらで):予算はいくらか

これらを意識することで、かなり具体的に作りたいお店がイメージできるようになります。

バーの種類に合わせたデザインを選択

コンセプトとターゲットが決まったらデザインの選定です。床材や壁紙といった広い部分から決めていきます。当初定めたコンセプトから外れないよう、よく確認しながらイメージを固めていきましょう。

バーの種類はオーソドックスから個性派まで多岐にわたり、分類できないものも多いですが、主に以下のような種類があります。

● オーセンティックバー
● スタンディングバー
● ショットバー
● ミュージックバー
● アミューズメントバー
● ダイニングバー

個性的なものとして、以下のようにオーナーの趣味嗜好に特化したバーもあります。

● スポーツバー
● プロレスバー
● アメコミバー
● ガンダムバー
● 監獄バー
● 邦楽ロックバー
● クラシック音楽バー

これらはコンセプトバーとも呼ばれ、その世界観に共感したお客さんが集まります。
自ら色々なバーを巡って参考にするのも良いでしょう。

立地に合わせたデザインを考える

土地にはその土地の特色があり、人にも特徴があります。若者が多い学生街、ビジネスパーソンの行き交うオフィス街、高齢者の割合が多い地方都市など地域によって集まる人も変わります。高級志向なお客さんが多いならシックで本格派のバー、トレンドに敏感なお客さんが多いなら流行りを取り入れてSNS映えを意識したバー、仕事帰りのお客さんがメインならさっと飲める立ち飲みバーなど、ニーズをうまく汲み取りましょう。

おしゃれなバーの内装デザインのコツ

アダル カウンター レム

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おしゃれなバーの内装のデザインのコツをご紹介します。

● バーカウンターのデザイン
● 照明で雰囲気を演出
● バックバーのデザインを考える

バーカウンターのデザイン

バーカウンターはお店の顔です。そのお店がどんな場所なのか端的に表すデザインが求められます。バーカウンターのデザインは以下のことを意識することが大切です。

● カウンターの素材
● カウンターの高さ
● カウンターの奥行き
● イスとイスの距離

これらは作りたいバーの種類で変わってきます。実際にバーテンダーとお客さんがやり取りしている場面を想像して決めていきましょう。

照明で雰囲気を演出

照明は店内の雰囲気を大きく左右します。間接照明をうまく使ったり、調光機能を駆使したりして理想の空間を作り出しましょう。照明を考える際のポイントは、以下の通りです。

● 照度
● 色味
● 照らし方

ただし、計算して設置しても、思わぬ照り返しがあったりイメージと違ったりするケースもあります。自分が理想とするバーのイメージをしっかりと固め、感覚を大切にしながら照明をデザインしてください。

バックバーのデザインを考える

バックバーとはバーテンダーの背面にある、お酒を陳列する棚です。グラスやボトルが並んでいて、バーらしさを象徴する部分でもあります。お客さんからもよく見える場所ですので、オーナーのこだわりを込めたバックバーを実現させましょう。

並べたいボトルやグラスのサイズ、量に合わせたバックバーの設計が必要です。作業のしやすさ、収納力、見た目の美しさなど多くの機能を考慮してデザインしてください。

人気のバー内装デザイン

アダル カウンターチェア ロブ

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人気の高いバーのデザインを参考に見ていきましょう。代表的な3例は、以下の通りです。

● オーセンティックバー
● スタンディングバー
● ショットバー

オーセンティックバーの内装

オーセンティックとは「本物の、伝統的な」という意味があり、オーセンティックバーは本格的なバーというイメージで使われています。バーと言って思い浮かぶのはこのオーセンティックバーではないでしょうか。定義は人によって差があり、現在ではフードメニューがあるようなバーもオーセンティックバーと呼ばれることがあります。

オーセンティックバーは重厚で高級感の漂う大人の空間です。黒を基調とし、ラグジュアリー感を演出し、少し暗めの店内では皮や木材が効果的に使われていることが多いです。じっくりとお酒を味わうための工夫が施されているのが特徴です。

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スタンディングバーの内装

スタンディングバーは近年増加中の立ち飲みバーです。コロナ禍で飲食店に長時間いることのリスクが高まったため、少人数でさっと飲めるスタンディングバーが増えています。

オーセンティックバーに比べ明るく入りやすい印象です。回転率の高さを意識した作りになっています。お客さん同士の距離も近く、テーブルの配置やサイズも話しやすさを考えた設計になっていることが多いです。

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ショットバーの内装

ショットバーはお酒をグラス1杯ずつ売っているバー。かつてバーではボトルキープされたお酒から提供されていたため、その形態と区別するための呼び方です。

カジュアルで気軽に入れるバーが多く、スタンディングバーと同じく回転率も高めに想定されています。初心者でも入りやすい雰囲気で、オーセンティックバーに比べ色使いをポップにしたり、照明を明るくしたりするなどの工夫が見られるケースが少なくありません。

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バーの内装デザインでの失敗を避けるためのアドバイス

バーの内装デザインで失敗しやすい注意点を3つご紹介します。

● 内装デザインの一貫性を保つ
● 顧客の居心地を考えたデザインを選択
● 内装費用とデザインのバランスを考える

内装デザインの一貫性を保つ

素敵なデザインは無数にあります。参考にしたいお店もたくさんあるかもしれませんが、あれもこれもと取り入れようとすると店としての統一感から離れてしまいかねません。バーカウンターとテーブル席で趣が違う事態に陥る可能性もあります。

顧客の居心地を考えたデザインを選択

デザイン性は重要ですが、時として使いやすさや居心地と両立しない場合があります。見た目だけではなく実用性を考え、お客さんにストレスのないデザインを選びましょう。

内装費用とデザインのバランスを考える

希望を全て叶えようとすると内装費用がどんどん膨らんでしまいます。そうならないためには予算設定が大切です。特にこだわりたいのはどこか、グレードを下げられる部分はないか考えていきましょう。複数の業者に見積もりを取るのも有効です。見積もりを取る際は事前に相場を把握しておくと、見積もり書の疑問点を指摘したり交渉したりできます。

まとめ

バーのコンセプトとターゲット層を設定したら、そのテーマから逸れないように内装デザインを決めていきましょう。理想のバーを形にするにはコンセプトをしっかりと決め、お客さんにとってどんな空間にしたいのかを明確にしておいてください。機能性とデザイン性を兼ね備え、予算も考慮した店作りが大切です。