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ソファは十分な座面スペースで座り心地が良く、大切なお客様を迎える応接室に最適なオフィス家具です。ソファには様々な種類があり、選んだ素材やデザインによって快適性や室内の雰囲気に大きく影響されます。今回は、応接室に配置するソファの基本と選び方のポイント、配置事例とレイアウトの注意点について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

応接室の役割とソファの意義

会社や事務所など、オフィススペースにソファと共に設置されている応接室の役割とは何でしょうか。応接室の役割と、ソファの意義について解説します。

応接室とは?

応接室とは、社外や外部の客人をおもてなしするための特別室です。お客様が気兼ねなくくつろぎ、リラックスした状態で打ち合わせや対話を行うために用意されています。
そのため、応接室のソファには快適性が求められ、素材やレイアウトなど配慮するべきポイントが少なくありません。

ソファ配置の基本と目的

ソファを配置する際、座る人の動き、つまり「動線」を意識した配置が重要です。動線とは、空間を移動する人の動きを示す線を意味します。ソファは所有者や来客者がくつろぐための家具であるため、快適に過ごすための工夫が必要です。
くつろぐためのソファに座るまで遠回りしなければならなかったり、ほかの家具や人とぶつかったりする配置は避けなければなりません。ソファは利用する人が快適に過ごせるよう、ストレスを与える要素を排除するレイアウトが重要です。

会議室と応接室の違い

会議室と応接室は、オフィスに設置されているそれぞれ役割が異なるスペースです。会議室は会社内でのプレゼンやディスカッションを行う用途として使われ、応接室はお客様をもてなすための用途で主に使われています。
近年は応接室を設けていないオフィスが増えているため、会議室を応接室代わりに利用するケースも増えている傾向です。それぞれ役割が異なるスペースですが、用途に合わせた配置・レイアウトが求められるようになっています。

応接室のソファ選びのポイント

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応接室はお客様をもてなすためのスペースであるため、設置されているソファには快適性が求められます。正しい応接室のソファの選び方、ポイントを見ていきましょう。

サイズやデザインに合わせた選択

ソファはサイズが大きい家具なので、応接室のスペースに余裕があるものを選ぶのが前提です。部屋の面積とソファのサイズが合っていなければ、圧迫感を与えたり室内の見栄えが悪くなったりします。部屋のスペースに合ったサイズを選び、何人が座るのか想定してソファを選びましょう。
また、ソファのデザインは部屋の雰囲気や印象にも影響します。色や形状、素材や質感などにもこだわり、部屋のコンセプトにぴったりのデザインを選ぶことが大切です。

カジュアルからフォーマルまでのソファ選び

ソファのデザインは多種多様で、カジュアルなものからフォーマルまで様々なデザインがあります。配置するソファのデザインによって、その部屋のテイストが決まると言っても過言ではありません。
明るくポップな雰囲気で快適性を重視しているなら柔らかく暖かい雰囲気のカジュアルなソファを、ビジネスなどの重要な商談や打ち合わせに場なら、重厚感があって厳粛なイメージのあるフォーマルなデザインが良いでしょう。
会社や部屋のイメージコンセプトに合わせることも大切ですが、重要なのは大事なお客様を十分におもてなしできるソファ選びであることを忘れてはいけません。

応接セットの価格帯 別選択方法

応接セットとは、応接室に配置するソファ・チェア・テーブルなどの家具一式のことです。応接家具は安価なものから高価なものまで、価格帯が非常に幅広く様々な種類があります。特に家具に使用している素材やブランドメーカーによって高価になり、上限があるわけではありません。
まず、応接セットを購入する際は予算を決めておくことが重要です。簡素なものであれば10万円以内で買い揃えることも可能ですが、オフィスに設置する場合はできる限り品質の良いものを選びましょう。外観から低品質であることがわかるものは論外であり、大切なお客様の快適性や安全面に十分な配慮が必要です。
合成皮革など比較的安価な素材を用いた一般的な応接セットの予算は、30万円程度とされています。ソファやテーブルに使用する素材によって価格帯は変わるので、様々な素材を併用したものなどを選ぶ工夫も必要です。
また、アウトレットやレンタル・リースを利用する方法もあるので、希望する応接セットのデザインと予算を決めて必要な要素を取捨選択することをおすすめします。

ソファ配置の実際の事例とアドバイス

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これから応接室にソファを設置する方に向けて、実際の配置事例をご紹介します。素敵なレイアウトにするために、ぜひ参考にしてください。

省スペース型の応接室レイアウト

オフィス家具は背の低い者を選び、本棚などを間仕切り代わりに使用するなどのレイアウト方法があります。限られたスペースの中で快適空間を演出するには、いかに圧迫感を排除するかが重要です。窓から光を取り込み、室内全体に明かりを行き届かせることでスペースに開放感が生まれます。
家具は明るいカラーに統一することで、より空間を広く見せることが可能です。
配置されている家具はすべて整理整頓を行い、必要最低限以外のものを極力置かないようにすることで室内がスッキリした印象になるでしょう。

ゆとりのある空間のソファ配置

ソファに長時間座った際、疲労を感じさせないように座面やテーブルは広めのものを選ぶのがポイントです。オフィス家具との距離や通路の幅は広く空け、ソファ周辺にゆとりを持てる空間を確保してください。お客様の緊張をほぐし、リラックスできるように観葉植物やアクアリウムなどのインテリアやオブジェの配置は効果があります。雑然としたイメージを与えないよう、室内の清潔感や統一感も重要です。

カジュアル応接室のポイント

ソファやチェアは現代風のデザインで統一し、ソファの素材にはファブリックを用いるケースも少なくありません。一見ラフなイメージがありますが、自然光が差し込む明るい空間にすることで打ち合わせや対話を快適なものに演出してくれます。オフィスとはガラス張りのパーティションなどで区切ることで、空間を広く見せながら透明感のあるスペースにすることが可能です。

応接室ソファのレイアウトの注意点

応接室は大切なお客様をおもてなしするスペースなので、悪いイメージを持たれないように目的に沿ったレイアウトが重要です。応接室ソファのレイアウトについて、注意点をご紹介します。

上座や座り方のマナー

ソファの配置には格付けがあり、基本的に入り口側が下座となって一番遠い場所が上座になります。チェアの格は、背もたれと肘掛けがあるもの、一般的には上座にソファが置かれるケースが多いです。ラウンジチェアで統一する場合、入口から見て正面の奥の場所が最上位になります。
お客様を出迎える時は座っていただく席に案内し、自分が客側の場合は案内された席に座るのが基本的なマナーです。

応接室の通路や動線の確保

応接室で快適に過ごすためには、動線の確保が欠かせません。動線とは、人が移動するための動きを示すものです。特に大勢の人が行きかうオフィス内やスペースが限られている応接室では、他人と接触したり通路が混雑したりしないよう配慮する必要があります。
座席とテーブルの幅、壁や家具との距離は移動できるゆとりをもって配置するのが基本です。移動する際に接触や無駄な迂回が発生しないよう、効率の良いレイアウトをイメージしましょう。動線の確保はレイアウトの基本であるため、応接室のデザインや配置するソファ・家具などのレイアウトに合わせたプランを立ててください。

インテリアとの調和

応接室を快適空間に演出するには、インテリアやオブジェの設置が効果的です。ただ闇雲に置くのではなく、応接室の雰囲気に馴染むような配置が望ましいでしょう。
例えば、ソファと家具、インテリアの色やデザインを揃えることで統一感が生まれてメリハリが付きます。インテリアとの調和は色やデザインだけではなく、素材や素材の質感なども関係性がある要素です。インテリアとの調和には、応接室のスタイルやデザインコンセプトの決定が欠かせません。居心地の良い空間づくりを目指すのであれば、色のトーンや明るさ、デザインなどのバランスが取れたレイアウトを心がけてください。