オフィスチェアは仕事の効率性を高める重要なツールです。自分の身体に合ったオフィスチェアだと、長く座っていても快適に作業できるでしょう。この記事では、理想的な作業環境を実現するのに欠かせない、オフィスチェアの選び方を詳しくご紹介します。オフィスの移転などで買い替える方、テレワーク用のチェアをお探しの方はぜひ参考にしてください。

オフィスチェアの選び方:基本的な要素とその重要性

オフィスチェアを選ぶ際の要素として、座面、背もたれ、素材、ロッキング機能の4つがあります。

座面の選択:サイズ、調整機能、クッションの重要性

座面は、おしりがすっぽりとつつまれる安定感があるものを選ぶのがおすすめ。オフィスチェアは、どんな人が座っても「正しい姿勢」で座れることがポイントです。「正しい姿勢」とは、椅子に深く座ったときにひざが90度になり、太ももと座面の接する面積が大きくなる状態をいいます。

座ったときは太ももで上半身を支える状態になるため、接する面積が大きいほど身体の表面にかかる圧力(=体圧)が分散され、疲れにくくなります。作業の効率性を高めるためには、座面の高さと、奥行が調整できるタイプを選んでください。

座面のクッションは、柔らかすぎると正しい姿勢を保つことができなくなり、硬すぎるとおしりが痛くなります。 

背もたれの選択:高さ、調整、クッションの重要性

オフィスチェアの背もたれの高さには、ローバック・ミドルバック・ハイバックの3種類があります。高さがあり、面積が大きいほど、体が支えられてリラックスしやすくなります。座面と同様、適度に安定したクッション性も欠かせません。

チェアの素材:種類とそのメリット・デメリット

オフィスチェアでよく使われる素材に、メッシュとウレタンがあります。メッシュ素材は、ウレタンと比べると通気性があり、蒸れにくいため、長時間座っても安心です。透け感のあるデザインでオフィスを開放的に演出できるのがメリットですが、メッシュのすき間にホコリがたまりやすいというデメリットがあります。

ウレタン素材は最も一般的で、多くのオフィスチェアに採用されています。クッション性があり、長時間座っていても体が痛くなりにくいのが特長ですが、経年劣化により傷みや汚れが生じやすいのが欠点です。

 ロッキング機能:その調整と利点

ロッキングとは、背もたれに寄りかかると後ろに倒れる機能です。大半のオフィスチェアに備わっており、座ったまま背筋を伸ばして疲れをほぐす効果があります。背もたれだけが倒れるものが一般的です。

オフィスチェアの色とデザイン:オフィス環境との調和

オフィス

オフィスチェアを何色にするかで、オフィス全体の印象が大きく変わります。

オフィスのカラー選択とその心理的効果

色が与える心理的効果を意識して、オフィスのカラーを選ぶ企業が増えています。床や壁など空間の基礎となる部分に使いたい色を使用し、オフィスチェアやカーテンなどにアクセントとなる色を入れると良いコーディネートができます。

オフィスインテリアの色彩統一と作業効率への影響

場所によって配色を使い分けするのもトレンドです。長時間デスクワークをするワークスペースでは、床や壁を木目調のナチュラルカラーに、アクセントカラーとして緑を使うと、気持ちを穏やかにし、リラックス効果が期待できます。緑の代わりに、集中力を高める青もおすすめです。

オフィスチェアの色選び:インテリアとの一致を考慮して

オフィスの配色を変えるには、オフィスチェアの色を変えるのが簡単な方法です。黒は高級感やスタイリッシュな空間を演出する定番カラーで汚れも目立ちません。青は性別問わず人気の高い色で、オフィスチェアとして採用する企業も多いです。

緑はオフィスチェアの定番色として近年定着してきています。木目のデスクとも相性がよいのも特徴です。ビタミンカラーのオレンジは華やかさを演出でき、女性の多いオフィスにおすすめです。緑と同様、木目のデスクにマッチします。

テレワーク(在宅ワーク)に適したオフィスチェアの選び方

テレワーク

テレワーク用にオフィスチェアの購入を検討している方もいると思います。機能性はもちろん、内装に合ったおしゃれなオフィスチェアを選ぶと気分が高まり、仕事がはかどります。

テレワーク用チェアの選び方:省スペースとおしゃれなデザインの重要性

テレワークをしないときにも使える、布製のオフィスチェアだと、温かみがあり、さまざまな部屋の雰囲気に合わせやすいです。カラーバリエーションが豊富なので、インテリアに合わせて選べるのもメリットです。ただし、汚れがつきやすいのが難点で、食べこぼしなどのシミができると、丸洗いできないため、跡が残ってしまいます。

 快適なテレワーク環境を実現するチェアの特性

在宅で仕事をする場合、座面の高さを調整できるハイバックのオフィスチェアを選ぶと良いでしょう。メッシュ素材だと、軽くて持ち運びがしやすいため、自宅のいろんな場所が仕事場になります。ロッキング機能やひじ掛けが付いたものを選ぶと、リラックスできます。

オフィスチェアの調整とその機能

オフィスチェアはいろんな人が座るのが前提となっているため、座り心地を良くするためにも調整機能の付いているものがおすすめです。

座面の角度調整とスライド機能の重要性

座面の高さと奥行を調整するだけでも、座り心地が大きく変化します。長時間パソコンで作業していると、姿勢がどうしても前のめりになってしまい、目の疲れや肩こり、腰の痛みを引き起こしてしまいます。座面の高さを調整でき、奥行を変えられるスライド機能付きのタイプを選びましょう。

ロッキング機能が付いたオフィスチェアは、背もたれの角度を調整できます。

オフィスチェアのレバーの使い方:正しい調整方法

座面を上げる場合、「上下調節レバー」を上方向に引き上げたまま腰を浮かしてください。好みの高さで、レバーを離すとその位置で止まります。座面を下げる場合、座面に深く腰掛けたまま、レバーを上方向に引き上げると座面は下がり、レバーを離すとその位置で止まります。

背もたれに身体を預けたまま、「背座角度調節レバー」を上方向に引き上げるとフリーロッキング状態となり、好みの角度に背もたれを傾けることが可能です。レバーを下げるとその角度で止まります。座面に深く腰掛けたままレバーを引き上げると、ふたたびフリーロッキング状態になります。

メッシュクッション座面の利点とその選択のポイント

メッシュ素材のオフィスチェアは通気性が良く軽くて持ち運びが便利なうえ、スタイリッシュな空間を演出できるとあって、オフィスで使われるケースが少なくありません。中でも、メッシュクッション座面のオフィスチェアは、体圧分散に優れ、身体の一点に負荷が集中しないため、腰痛の方に支持されています。

オフィスチェアの購入とメンテナンス

ブランドのオフィスチェアを購入する際のポイントとメンテナンス方法をご紹介します。

オフィスチェアの購入:新品と中古の選択を比較

新品でオフィスチェアを購入すると確かに高価ですが、メーカーの保証が付いてきます。中古だとメーカーの保証はない場合が多いのですが、割安で購入できます。中古のオフィス家具は確認すべき点をしっかりチェックすることで、お得に購入することが可能です。

中古で購入する場合、傷や汚れ、動作の異常の有無などを実物で確認した上で、新品の小売価格と値段を比較してから購入してください。

オフィスチェアのメンテナンス:チェアを長持ちさせる方法

オフィスチェアは日ごろのメンテナンスをしっかり行うことで、長持ちさせることが可能です。ネジのゆるみをそのままにして使い続けると、ネジだけでなく椅子の土台が歪んでしまい、寿命を縮める結果につながります。

定期的にゆるみや歪みをチェックしましょう。また、過度に体重をかけたり頻繁に揺らしたりすると、壊れやすくなるため注意してください。上手に使えば10年以上長持ちします。

オフィスチェアの選び方とは?理想的な作業環境を実現するためのポイントまとめ

オフィスチェアを選ぶ要素として、座面・背もたれ・素材・ロッキング機能があり、メッシュ素材で座面や背もたれを調整できるタイプを選ぶと、身体に負担をかけずに作業効率を向上させられます。オフィスチェアの色はオフィスのアクセントカラーとしても有効で、リラックス効果が期待できる緑がおすすめです。調整できるオフィスチェアを選び、生産性をアップさせてみてはいかがでしょうか。

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