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オフィスでよく使われている肘掛け付き椅子。快適ではあるけれど、何となく座っているという方もいるのではないでしょうか。この記事では、肘掛けが身体にもたらす効果やより負担を減らして作業するための調整方法などをご紹介します。よりよい肘掛け付き椅子選びやデスクワークの参考にしてください。
肘掛け付き椅子のメリットとは?
肘掛け付き椅子のメリットは、肘を置くことで腕の重さを支える負担がなくなる点です。デスクワークで長時間座っていると、腕の重さが肩にかかり続けることになります。その重量を分散し、身体への負担を軽減してくれるのが肘掛け付き椅子の役割です。
肘掛けがもたらす快適性とサポート
肘掛けがあることで肩にかかる負担が軽減された結果、身体が楽になり集中して仕事に取り組むことができるようになります。
肘掛けの種類と特徴
肘掛け付き椅子の種類には固定式と可動式があります。可動式はさらに3つに分類することができます。
● 左右可動式
● 高さ調節式
● 上下可動式
固定式はアームレストが固定され動かないタイプのものです。最も安価で種類も多くオフィス向きですが、人によっては高さが合わない、しっくりこないといったことも起こりえます。
左右可動式はアームレストを左右に動かすことができ、肘を置く角度を調節できます。
高さ調節式はアームレストの高さを使う人の腕の長さや身長に合わせて変えることが可能です。
上下可動式はアームレストの上下角度を変えることのできるタイプです。90度に上げることで肘掛けがない状態にすることもできます。
肘掛け付きと無しの椅子の比較
肘掛け付き椅子と肘掛けのない椅子では、それぞれメリット・デメリットがあります。
肘掛け付き椅子は身体の負担を軽減し、長時間のデスクワークを快適に行うのに向いている点がメリットです。無理なく良い姿勢を作れるため、肩こりや腰痛になりにくいといった良さもあります。
一方の肘掛けのない椅子は、肘掛けがない分コンパクトで収まりがよく、置く場所を選ばないというメリットがあります。パーツが少ない分組み立ても簡単ですし、価格も肘掛け付き椅子に比べ安いです。
おすすめの肘掛け付き椅子モデル
デスクワークで使うことを想定した、おすすめの肘掛け付き椅子をご紹介します。
オフィスでの使用に最適なモデル
<キース>
頭まで支える背もたれの付いた、オフィスにぴったりのモデルです。黒の本革で高級感があり、リクライニングが可能です。長時間のデスクワークに向いています。
※現在庫にて廃盤
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材質・機能 | 張地=本革(ブラック) ベース=アルミダイキャスト リクライニング式 昇降可 回転可 |
サイズ | 幅(W) 650mm 奥行(D) 650mm 高さ(H) 1190-1240mm 座高(SH) 470-520mm アーム高(AH) 710-760mm |
デザイン性を重視したモデル
<ゾロ ハイバック キャスター脚>
背もたれの下部が開いているユニークなデザインです。モールドウレタン製で、ハイタイプとロータイプの2種類があります。ミーティングや受付、商談などにおすすめのチェアです。
▶ゾロ ハイバック キャスター脚(チェア)の詳細を見る
材質・機能 | 脚=スチール(クローム / ブラック) キャスター=ナイロン ・ウレタン(ブラック)回転可 昇降可 限定張地 張地A:アイコンシリーズ、プラハシリーズ、EL-100シリーズ 張地B:マニエラシリーズ 張地C:NCシリーズ、カプリスシリーズ 張地E:ノルディウォームIIAC からお選びいただけます。 |
サイズ | 幅(W) 590mm 奥行(D) 640mm 高さ(H) 800〜890mm 座高(SH) 440〜530mm アーム高(AH) 650〜740mm |
価格と機能性を兼ね備えたモデル
<スコーピオン アームチェア キャスター脚>
その名の通り、サソリのように沿ったシートがポイントの個性的なモデル。座り心地がよく、パソコン作業やミーティングなどにおすすめです。
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材質・機能 | 脚=スチール(クローム / ブラック) キャスター=ナイロン ・ウレタン(ブラック) 回転可・昇降可 限定張地 張地A:プラハシリーズ 張地B:モックシリーズ 張地C:NCシリーズ、カプリスシリーズ 張地E:ノルディウォームIIAC からお選びいただけます。 |
サイズ | 幅(W) 540mm 奥行(D) 640mm 高さ(H) 710〜800mm 座高(SH) 430〜520mm アーム高(AH) 560〜650mm |
肘掛けのカスタマイズとメンテナンス
使用頻度の高い肘掛けは汚れたり表面が擦れたりしてしまうことがありますが、肘掛け付き椅子の肘掛けは取り外すことで新しい肘掛けに交換することができます。
また、カバーやクッションをつけることでオリジナリティを出すことも可能です。長く気に入った肘掛け付き椅子を使うための方法をご紹介します。
肘掛けの取り外しや交換方法
肘掛けはボルトで固定されています。六角レンチやドライバーを使ってボルトを外し、肘掛けを取り外しましょう。肘掛けを取り付ける場合も同様に、ボルトで椅子に固定します。
基本的にはドライバーを回すだけなので1人で簡単にできる作業ですが、しっかり取り付けるには椅子を裏返した状態で行ったほうが確実です。重い椅子の場合は無理をせずに2人以上で行いましょう。
椅子によっては背もたれと一体型のタイプもあり、このケースでは取り外すことができません。外すことができるかどうかは事前に確認しておきましょう。
肘掛けのクッションやカバーの選び方
肘掛けがプラスチックや木などの硬い素材だと、置いている肘が痛くなることがあります。肘掛けにクッションを取り付けることで腕の置き心地が良くなるだけでなく、肘への負担も軽減します。
肘掛けに取り付けられるクッションやカバーは様々なタイプのものが販売されていますが、現在使っている肘掛けに取り付けられるのかどうかをよく確認して選んでください。クッションの硬さや素材も様々あり、低反発タイプや高反発タイプなど選ぶクッションによって使用感は大きく変わります。
また、安くても耐久性が低くすぐにクッションがへたってしまうものや、固定用の紐がちぎれてしまうものもあります。ネットショップのクチコミは買ってすぐに書かれたものが多いので、長く使った人の意見を探してよくチェックしましょう。
カバーは肘掛けと形状が合わないと取り付けられなかったり、余ってたるんでしまったりといった不具合が出ます。対応しているカバーを探してください。
肘掛けの正しい使用方法とメンテナンスのポイント
肘掛けは自分に合った高さに調節することが、疲れを軽くするために大切です。肘掛けの高さはデスクと同じ高さにすると背筋が伸びて猫背になることを防げるといわれています。背筋を伸ばすと背もたれを効果的に使うことができ、身体を支える箇所を分散させることが可能です。
また、脇を締めた状態で作業をするとより疲れにくくなります。左右に可動できるタイプの場合は自然に脇を占めた姿勢をキープできる角度に調節してみるといいでしょう。
肘掛けの高さが変えられない場合は前項のクッションなどを取り付けることで高さ調節が可能です。
まとめ
肘掛け付き椅子には身体への負担を減らす効果があり、自分に合った高さにすることでその効果を最大限に発揮することが可能です。長時間のデスクワークをする身体を支える肘掛け付き椅子を適切に調整することでよりよい姿勢で作業をすることができ、肩こりや腰痛といったトラブルを減らすことにも繋がります。良い姿勢をキープして作業効率アップを目指しましょう。